万灯のあかり〜妙光寺の送り盆〜
(第21回フェスティバル安穏(2010年))報告
8月28日、これまで20年続いた「フェスティバル安穏」から模様替えした「万灯のあかり―妙光寺の送り盆」が、猛暑にもかかわらず500人を超す参加で、朝10時の開門から夜8時半までにぎわいました。。
大道芸の独楽のおっちゃんのコーナーでは木陰で、大勢の子どもたちが大喜び。京住院での家族葬展示と相談コーナーは、相談係の井上治代さんが席を離れられないほど常時込み合い、同じ京住院のポジャギのコーナーも大人気でした。院庭のステージも飲食コーナーも暑さの中でしたが、夜まで活気に溢れました。メインの法要に、本山の身延山で研修中の布教研修生10名が急遽参列することになり、お経を読み続ける「常経」とともに、夕方の法要は25名の僧侶の声が響いて「感激しました」と言う声を数多く戴きました。暗くなってからの「万灯のあかり」は、ロウソクの火が風で消えるなどハプニングに混乱しましたが、幻想的な光景の中で浴衣姿の親子連れが祈る姿が印象的でした。
詳細は書ききれませんので、ごく一部ですが写真の掲載でご了承ください。
供養納めの送り盆法要 ―本堂と境内の墓地各所で―
1座目(12:30〜13:20)「勧請の法要」
2座目(17:10〜18:00)「還帰の法要」
−祖師堂−
「新聞記者が歩いた千ヶ寺参り」千ヶ寺参りに挑戦中の平山徹さんのコーナー
《交流の空間》 −院庭−
◆ステージコーナー・・・歌と舞台とトーク 3つのステージ
1.悟り系ミュージック「しんが」ライブ(13:30〜)
2.“今昔物語”現代語訳 舞台「色香」
(14:30〜)日舞と浄瑠璃とタップダンス
でつづる、画期的な講談コラボレーション!
3.みんなでトーク「お坊さんと語ろう」(15:30〜)
◆飲食コーナー(11:00〜20:30)
◆夜の交流会 盆踊りなど(18:30〜20:30)
《静の空間》 −京住院−
◆家族葬の展示と相談
ご相談の回答者 碑文谷創(雑誌「SOGI」編集長) 井上治代(東洋大学教授・エンディングセンター代表)
◆ポジャギの展示と実演
解説/宋 聖熙 実演/道見恭子
《賑わいの空間》−参道脇−
◆バザール広場(10:00〜17:00)
書籍、数珠・お香・仏具・地元農家のお漬物・手作り陶芸品・こま・水ヨーヨー等
◆大道芸(11:15〜12:15)
こまのおっちゃん「こまのサーカス」
《癒しの空間》−大広間−
自由休憩所
広い境内を歩いてお疲れの方のお休み所。畳の部屋でお香をたいて「妙光寺の四季」を上映。
《偲びの空間》−墓地・安穏廟−
「常経」(13:30〜19:00)
安穏廟の東屋にて、絶えず僧侶が読経による供養。
約5千個の送り火で精霊を見送りました。
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