生活サポート
少子高齢、核家族、結縁地縁の弱まる社会で、人々の孤立化が進んでいます。高齢者の単身世帯も今後さらに増加します。
妙光寺では家族血縁を超えた支えあい活動の一環として、各種専門家(医師、弁護士、司法書士、税理士、研究者、葬儀社、介護福祉士等)とのネットワークで、必要に応じて仲介し心配事の解決に協力しています。
また、2020年3月より、「お守り型緊急時連絡カード(お守りカード)」の提供を始めました。常時携帯していただくことで、緊急時などに妙光寺より連絡先情報などをお知らせできるよう対応しています。
浄土化宣言
お堂に参拝し境内を歩くだけで心が洗われる思いとよく言われます。世知辛い世の中で、せめてお寺の世界はこの世の浄土を想わせる場でありたいと願い心を込めて管理しています。環境維持に加えての、各種催し、2017年からは生老病死を語る “浄土講座” を開設しました。境内は常時開放し、行事はどなたでも参加いただけます。
こうした経費は “浄土化基金” として、いつでも幅広く有縁の皆様からの寄付を募り、必要に応じて拠出し運営に充当しています。
団体参拝旅行
檀信徒の交流も兼ねた総本山身延山久遠寺への団体参拝旅行は隔年で開催。2000mの七面山へ徒歩で登詣し山上での宿泊とご来光遥拝は、参加者同士の親密度が一気に高まります。他にも近隣の史跡巡り日帰り旅行も好評です。
韓国花祭りと寺院参拝、インド仏跡巡りと海外にも足を伸ばします。
お茶クラブ
石橋湛山ゆかりのお茶室 “湛山亭”、大勢のときは客殿上段の間で、行事の度に参拝者のおもてなしをします。
ヨ ガ
ボランテラ
結 婚 式
これまでに檀信徒の結婚式を8回挙げています。木々の緑と回廊に囲まれた院庭での野外パーティーも好評です。
生前戒名
戒名とは仏様のお弟子となった証として菩提寺の住職がお付けする戒めの名です。葬儀の際というのは間に合わせで、本来は本人の意思で生前に申し出て直接いただくのがその趣旨です。日蓮宗では正式には法号と言います。
妙光寺では第1回目以来毎年秋に法号授与式を行い、これまでに400名近い方に生前法号を差し上げてきました。3万円の参加費で当日簡単な研修を受けていただき、ご希望の文字を入れた法号を略式袈裟に刺繍して記念の数珠と共にお渡しします。
葬儀の生前契約
家族の形が変わる中で、葬儀を担う人がいない悩みを抱える方が増えています。もしものとき妙光寺が搬送から葬儀、埋葬までの一切を引き受ける、いわば葬儀の事前契約を受け付けています。
『死後委任事務契約』という文書で、相互に契約書を交わす法律上も有効なもので、これまでに60件以上の実績があります。
お守り型緊急時連絡カード
おひとり暮らしの方は無論ですが、同居の親族がおられても外出先等での緊急時に連絡先が不明で困る事態が、今社会で急増しています。さりとて親族等の連絡先を常に持ち歩くのも、紛失した場合を考えると心配です。
妙光寺の電話は24時間対応です。そこでこの「お守り」を財布等で携帯していれば、緊急時に救急隊が妙光寺へ通報できて、連絡先を知らせることができます。
人は生きている以上何が起こるかわかりません。転ばぬ先の杖としてこの「お守り」をお持ちいただき安心の毎日を過ごしていただくことが目的です。檀徒の皆様と日頃からお付き合いしているお寺だからこそできることだと考えております。
法 事
葬儀は原則として檀徒に限定ですが、法事はどなたでもお受けします。線香、お供え物一式も実費でご用意できます。法要後のおとき会場使用も可能です。