安穏廟とは
少子高齢核家族の時代を見据え、妙光寺では宗派を越えてかつ跡継ぎを必要とし ないお墓『安穏廟』を平成元(1989)年、全国に先駆けて実現しました。承継者がいな くなっても、妙光寺が基金運用によって供養、管理を続けるお墓です。時代とともに変化する私たちの暮らしのなかで、『安穏廟』が提唱したことは、単に新しいお墓としてだけでなく、家族や血縁を超えて人々が集い共に供養する大切さです。
開設以来35年、人々の心のよりどころとしてしっかり定着しています。これまでに『厚生白書』をはじめ、数多くのマスコミで紹介されるなど、こうした承継者を前提としない墓の普及に大きく貢献したのではないかと思います。
詳しいご案内
資格宗派は問いませんが、妙光寺(日蓮宗)の供養形式に同意される使用者ご本人。
②費用・永代使用料
◇1区画90万円(複数体の納骨が可能です)
分割納入は契約時に50万円、残金3年以内。
※実費(平均4~5万円)
◇年会費(通信事務費に充当します)
※3500円
③永代供養
永代使用料の一部を基金運用し、お盆と春秋のお彼岸、合同供養祭の年4回の法要回向、及び維持管理を妙光寺が行います。ご事情で年会費の納入が停止された場合、その年から起算して 13年間は個別埋葬を継続し、その後も総廟に合同埋葬のうえ、お名前を刻み、引き続き永代にわたり供養を継続します。
④お申込み
お申込み順にご希望の区画を選ぶことができます。ご契約時には、永代使用料の他に使用申込書、使用規則同意書、住民票その他をお出し願います。
⑤墓碑の文字彫り
区画ごとに縦31cm、横38cmの墓碑銘板が用意されています。ご希望の時点で墓碑銘を刻んでいただきますが、文字数や大きさによる実費をご負担いただきます。
⑥納骨方法
納骨に関しては別途ご案内いたします。
⑦ 使用権の相続
使用権は血縁等に関わりなく、契約者が指定してお届けいただくことによって継承できます。
使用権の継承者は継承以降の年会費を納入いただきます。
⑧会員制
契約者は『安穏廟』の趣旨に賛同した妙光寺の信徒としてお受けし「安穏会員」名簿に登録いたします。信徒、会員としての義務は年会費以外にありません。妙光寺から定期的に通信物を郵送し、居住地の確認と行事のご案内をいたします。
⑨運営
使用規則により管理運営いたします。
⑩ご相談受付
お申込みに際してご事情のある方は、遠慮なくご相談ください。
運営とネットワーク
永代使用料の一部を「安穏基金」としてその運用益を供養と管理の経費に充て、永続性を確保しています。『安穏廟」と『杜の安穏』は、宗教法人妙光寺がその内容について社会的責任を負う目的で、商標登録済みです。よって許可なくこの名称の使用はできません。趣旨を理解された大分安穏廟(大分市妙瑞寺) 、鎌倉安穏廟(鎌倉市円久寺、準備中)のみ使用を認め、ネットワークができています。またNPO法人・エンディングセンター(井上治代代表)とは発足当初からの提携関係にあります。
施設の概要
1区画ごとにコンクリート製カロート(納骨室)と、みかげ石の墓石と墓碑板が設置されています。 カロートには複数体の納骨ができます。お墓参りの際には花立、手桶が用意されています。 墓碑板にはそれぞれ自由に墓碑名、年月日等を刻むことができます。
安穏廟 ― 2250m² 4基 432区画
杜の安穏 ― 2000m² 40基 320区画
杜の安穏・池の上 ― 1693m² 53基 424区画
◇ 開 設
安穏廟 ― 1989年8月
杜の安穏 ― 2002年7月
杜の安穏・池の上 ― 2010年10月
付帯施設:水場・休憩施設 /駐車場:3カ所 約100台収容
設計・基本設計:野澤造園設計事務所(東京)
実施設計:中澤敏彰建築設計室(埼玉)、春秋設計工房(埼玉) / 施工:緑遊工房・古井石材工業(新潟市)
よくある質問とお答え
またお願いすることはできますか?
また法事をお願いすること はできますか?
受け付け状況
|増設区画の予約受付中です|
『安穏廟』は2022年6月に全1064区画が満杯となりました。引き続きお問い合わせと申込み希望が多いため、2023年8月『安穏廟・杜の安穏ー池の上』に112区画の最終造設を完成し受付を再開しました。色塗りの区画が契約済、白抜き区画が空きの状況です。残数は日々変化していますので、お早めにお問い合わせください。
2024年7月28日現在
お問い合わせ
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お申込みの際は区画を選んでいただきますので、直接お出かけください。
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