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良恵上人は、こんな人

2017年9月号

 


師僧・松脇行眞上人(鎌倉市圓久寺)

 小学校1年生の時、四人姉妹の長女として、妹たちにビシビシ指示を出しながら、いつも読書をしていた姿が印象的でした。そんな女の子が、4年前(平成25年)圓久寺で得度式を行いました。それから2年間、大学に行きながら、毎週土日に圓久寺に通い、法式所作と読経や教え、僧侶としての心構えや面白さを学びました。
 たくさんの人々の期待を背負い、重い義務が確かな責任と覚悟に変化して、けなげに修行していました。生来、頭の回転が速く、記憶力もよいので、何事もそつなくこなしていましたが、器用ゆえに反復練習や準備を怠りがちなのが気になります。でも、覚悟が使命へと昇華して、きっと乗り越えていくでしょうし、度胸もよく本番に強いので安心しています。

檀徒・石田初枝さん(角田浜)
 よっちゃんは、甘えん坊で、お刺身が大好きな女の子でした。そして、ちゃんと自己主張ができ、曲がったことが大嫌いな子でもありました。まさかお坊さんになるとは思いませんでしたが、よっちゃんらしいなぁという思いもあります。年配の人のものだったお寺を、ご前様が若い人をひきつける寺にしてくれました。そんな親の姿を見て、決意してくれたのでしょう。とても喜んでいます。

中学高校の友人・菊池崇子さん(新潟市)
 私から見た良恵さんは、自分の軸を持ち、自分の考えをハッキリ言える人です。高校では個性派揃いのクラスの中で、一歩引いた客観的な意見をしっかりと言える良恵さんのことを先生方も頼りにしていたように思います。そんな良恵さんですが、高校の部活動紹介で行った劇で全校生徒の前で自作のポエムを披露するというノリの良さも兼ね備えています。そんな魅力たっぷりの良恵さんの今後の活躍を楽しみにしています。

立正大学の友人・長瀬美咲上人(和歌山県報恩寺)
 良恵上人が立正大学で僧階講座を受講されている時に出会いました。
 大学の仲間と、何度も食事を一緒に作って食べましました。ある時、良恵上人が牛蒡のささがきをしてくれました。良恵上人の手際に思わず見入っていたら、ささがきのコツを教えてくださいました。以来、牛蒡のささがきをする度に良恵上人のはにかんだような優しい笑顔を思い出し、?が綻びます。良恵上人は、側にいる人を優しく温かい気持ちにする冬の陽だまりのようなお上人です。

僧侶資格取得同期・内藤和心上人(山梨県遠照寺)
 良恵上人と私は、平成27年度第2期信行道場の同期生です。良恵上人は、班長としてその実直な性格で懸命に班をまとめて下さり、年上の私達3人は随分助けていただきました。印象的だったのは、お題目の書写行時、南無とだけ大きく書いた力強い筆致の文字とせめて睡眠だけは心地よく!と選んだ可愛いピンクのパジャマで、ここに何事にも動じない逞しさを感じたものです。この度の入寺式にあたりご活躍を心よりお祝い申し上げます。

伯父・小川陽一さん
 弟である現住職から「良恵に漢文の特訓を」と依頼され、半年間授業をした。最終回に『聊斎志異』の「刁姓ちょうさん」という短文を読んだ。人の生き様に目を向け、微妙な価値観を説いた話だった。人相見の刁は学識はないが、豊かな人間観察と咄嗟の機転で、客の心をつかむのにたけていた。良恵さんに感想を求めたら、「うーん」と考え込んでから出てきた解答はなかなかのものだった。将来この子は大物になるだろうな―終了判定は合格、単位は認定した。


妹・小川なつみさん(仙台市)
 姉が「お坊さんになる」と言った時、私たち妹は「姉妹の中でそう決断をするとしたら良恵さんだろうな」と漠然と思っていたことに気がつきました。自分のことをペラペラとは話さない姉ですが(得度を決めた理由も聞いたことがありません)、4人姉妹の要であり、「いないと場がしまらないわね」と言われる存在です。家族の人生とともにあったお寺を、これからも引き継いでいくのはやっぱり、私たちの頼れるお姉ちゃんなのです。

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