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新連載 なぎさから 「休養の年に」

2018年4月号

小川なぎさ


法灯継承式を終えて

 昨年秋の法燈継承式では檀信徒・会員の皆様に多大なご協力をいただき、無事住職の交代が終わりました。感謝の気持ちでいっぱいです。引退した院首さんは、のんびりどころか次なる仕事に邁進中。「浄土講座」と「送り盆」は今後も担当しますし、時々は院首指名の法事があって、ありがたい限りです。
 私はといえば、まったく変わらない生活を送りながらも、どことなく気持ちがちゅうぶらりんで少し苦しんでいます。働ける限りはリョウケイの補佐をしようとは思っているのですが、そろそろ昔の友人たちが定年退職となり始め、自由に自分の生活を楽しんでいることなどを聞くと、心がざわめくのです。

八方塞がり?
 数年前お寺を1年間手伝って下さった戸田上人のお母さんは私の大切な先輩です。伝統ある遠寿院の寺庭を守って来た彼女は、誰にも話せない気持ちを話せるお寺仲間です。私より年長ですが、会うと「死ぬまで働く!」と言っています。だから私ももう10年くらいは働けるだろうと思っています。いや健康ならば20年は働ける、という覚悟はつきましたが、継承式以来気力が衰えてしまいました。なんとかしなければなりません。
 もさもさと降り続く雪を見ながら、考えています。趣味もなく、ショッピングでストレス解消も苦手、好きな料理も毎日3回となると億劫だし、酒が飲めるわけじゃなし、読書や映画は気分転換というより習慣みたいなものだし。八方塞りだわ。旅に出て数日過ごしてもこの憂鬱な気分は治らなかったから、もっと長い時間が必要なのかも?と思ってみたり。いくら考えても落ち込むばかりです。何をすれば気力を取り戻すことができるのでしょうか?

休養の年にします
 だから、今年平成30年は休養の年にしようと考えています。あと20年働くための時間です。もちろんお仕事はしますが、健康診断や散歩や旅行や出来る限り好き勝手に過ごしてみようかな。……出来ないと思うけど。
 新しい住職の体制が整うまでは、まだまだ時間がかかります。住職が代わっても1年の行事は変わらずに続きます。院首さんは色々とすべてのことに行き届く人だったので、新体制ではお寺の運営の中で、もしかしたら失敗やご迷惑をおかけすることもあるかもしれません。どうぞそんな時は遠慮なくご意見をいただければと思います。今年度もよろしくお願いいたします。 

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