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教えてお上人

2014年7月号

小川英爾

―質問― 葬儀を妙光寺で行う際の、具体的な流れを教えてください。

―回答―

深夜でも対応します

まず、お寺に電話連絡をください。深夜でもかまいません。お寺から葬儀社に連絡して、直ちにご遺体のお迎えに向かいます。その際、予め搬送先がご自宅かお寺かを、決めておいてください。

関東はじめ県外からの搬送もできます。県外から搬送しても、参列者のご都合がつくなら、妙光寺での葬儀が安価です。

ご遺体到着後、枕経(枕元での読経)をあげ、そして住職を交えて葬儀の日程や規模の相談をします。その後関係者への通知、親族の細かな準備があります。通常はその夜が遺族だけの仮通夜で、翌日午後に納棺、引き続きお通夜となります。

安らかなお別れのために

ここまでの間にほんのひと時ですが、看病疲れの身体を休め、家族で語り合うことが大切です。境内の『京住院』は冷暖房に風呂、キッチンが完備して宿泊できます。さらに境内の四季折々の自然に囲まれ、心身が癒されることでしょう。

お通夜は『京住院』は25名まで、本堂なら120名まで着席可能です。通夜振る舞いも準備できます。

葬儀当日の朝食はお寺でご用意します。9時から葬儀、10時出棺の日程が多いようです。火葬場は巻、または青山斎場が選べます。火葬後お寺に戻り、繰上げ初七日、三十五日法要を行い、1時頃にお斎となります。

葬儀社はご希望がなければ妙光寺指定の業者ですが、仕出し料理屋さんも含めてご希望の業者でもかまいません。互助会に加入の場合は、積立金を使って互助会葬儀社に依頼できます。

妙光寺は実費のみです

費用の目安は、先ごろお届けした『妙光寺終活ノート』解説版に詳しく載っています。セレモニーホール等を利用する場合の半額程度になります。妙光寺では、実費以外はいただきません。また、ご事情で費用に不安がある場合は、葬儀のやり方を工夫することもできます。生前契約も含め、いつでもご相談ください。

檀徒の皆様に、安心して大切な方とのお別れをしていただきたいと願っています。

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