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「ありがたいな」  

2015年3月号

小川なぎさ

良いお天気のある日

お正月が過ぎ、節分も過ぎて確実に暖かい季節が近づいています。嬉しいですね。冬の間いかがお過ごしでしたか?
 1月のめずらしく良いお天気のある日、自転車で一時間かけてお墓まいりとお年始に見えた女性と楽しくお茶をのみながらお話ししました。いつもニコニコと笑っていて、物静かな話しぶりの方です。長いお付き合いのある檀徒の方は私の未熟な頃を知られているので気張らなくてよいし、気楽です。とてもお寺を大事に思ってくださり、信心深くて、昔の話をお聞きするのが楽しみです。「ご前様は遠い存在になってしまったような気がする」とおっしゃるのですが、それが否定的ではなくて、むしろ喜んでくださっているように感じます。
 旧来の檀徒の方々は一家何代にも渡って寺を支え続けてくださっています。現代の考え方からすれば、信仰は自由だし、寺を変わる自由もあります。婚家の菩提寺というだけで、家の宗派の信仰を強要される檀家と菩提寺の関係は、見方を変えればひどいことのように思えます。一方ではそれが、婚家になじみその家族の一員となるためのステップのようにも思えるのです。
 反対に新しい安穏檀徒は自分の意思で信仰と寺を選んで下さいました。この方々に対する感謝の気持ちは忘れません。寺の基盤が強固になりました。「お寺に行くのが楽しみです」と言っていただけるのは本当に嬉しいです。
 

お寺の安心感

お寺がいつでもそこに存在しているという安心感、いつでもだれでも「ようこそ!!」と迎えてくれる仏教の世界。お寺をちゃんと守らなくては! と肩に力が入り辛くなることもたくさんありました。最近はなんかもっとゆったりと「ここでお待ちしています」と気楽に思ってもいいのかなと思います。「皆さんのお寺はみんなで守ろうね!」それが一番大事なことでしょう。
 今年度は娘のリョウケイが寺に戻ります。色々な変化もあるでしょう。変化してゆくのは楽しいことでもあり、怖いことでもあります。でも皆さんがいるから心配はありません。今年もどうぞよろしくお願いします。
 先の女性が帰り際に玄関で帽子の上にさっとかぶったもの、あまりにもそのアイデアとデザインがありがたかったので、写真をとらせてもらいました。開創700年記念の手ぬぐいでつくったかぶり物です。
 うふふ。

   
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